💡【事例紹介】「幸福度」をKPIにしたら、なぜか売上が好転した驚きのメカニズム

数字の奴隷になるな幸福度こそが最強の先行指標だ
正直な話、「従業員の幸せ? そんな綺麗事で飯が食えるか」と本音では思っていませんか。
かつて私が担当したクライアントの社長も、会議室の重苦しい空気の中でそう吐き捨てました。しかし、これは経営者が陥りがちな典型的な「認知的不協和」です。頭では人を大切にすべきと分かっていても、目の前の数字(現実)とのギャップに苦しみ、結果として「数字」を優先させてしまう。
ですが、断言します。幸福度は単なる福利厚生ではありません。それは、将来の業績を予測するための、無視できない「先行指標」になり得るのです。
脳内報酬系をハックせよ小さな進捗が最強の動機づけ
根性論で生産性が上がるなら苦労はしません。ここで着目すべきは「進歩の原理」です。
テレサ・アマビール教授らの研究によれば、参加者が記録した「最も良かった日」の76%において、仕事上の「意味ある進捗(スモール・ビクトリー)」が見られました。神経科学の一般的知見として、こうした達成感は脳の報酬系を刺激し、意欲を高めるとされています。
つまり、社員を「幸せ」にするとは、給料を上げること以上に、日々の業務の中で「前に進んでいる感覚」をデザインすることなのです。これを無視したノルマ管理は、アクセルとブレーキを同時に踏むようなものです。
感情は論理を凌駕するB2B購買意欲が50%高まる真実
B2Bビジネスは論理だけで動くと思われがちですが、それは誤解です。
GoogleとMotista社の共同調査(2013年)によると、B2Bの購買担当者が製品に「個人的な価値(Personal Value)」を感じた場合、購入に至る可能性は約50%高まるというデータがあります。
これは組織内部でも同じことが言えるでしょう。会社に対して感情的なつながりを持たない社員が、顧客の心を動かす提案などできるはずがありません。組織の感情的価値を軽視することは、機会損失という見えないコストになり得るのです。
AIで除去すべきは仕事ではなく組織の悪玉スラッジだ
では、どうすれば幸福度を上げられるのか。ここで「AI」の出番です。
AI導入の目的を単なる「人員削減」にするのはナンセンスです。真の目的は、行動経済学でいう「スラッジ(Sludge)」を除去することにあります。
スラッジとは本来、手続きをあえて煩雑にして行動を阻害する「悪いナッジ(摩擦)」を指しますが、ビジネス現場では「本来の業務を妨げる泥沼のような無駄作業」そのものです。
私が支援したある企業では、AIを使ってこのスラッジ(過剰な日報や形骸化した議事録)を自動化しました。すると、空いた時間で社員が本来やりたかったクリエイティブな企画に取り組み始めました。AIは、人間を「ロボットのような作業」から解放するためのツールなのです。
売上目標を捨てたクライアントに起きた半年後の奇跡
冒頭の社長の話に戻りましょう。彼は覚悟を決めて、KPIの優先順位を見直しました。「売上目標」の前に「心理的安全性」を置いたのです。
具体的には、失敗を責めず、挑戦と小さな進歩を称賛する文化へ舵を切りました。するとどうでしょう。社員の目から「失敗したら怒られる」という「損失回避」の恐れが消え、自発的な提案が増えました。
これはあくまで一例ですが、半年後の社内管理会計上では、前年同期間比で約20%の増収傾向が見られました。「北風と太陽」の話は、経営においても示唆に富んでいます。幸福度という太陽こそが、社員の実力を引き出す鍵だったのかもしれません。
幸福度をKPIにするなんて綺麗事だと思っていませんか?
実は「進歩の原理」が示す通り、従業員の「小さな成功体験」こそが意欲を高める鍵です。AIで組織の「スラッジ(摩擦)」を排除し、人が「人らしい仕事」に熱中できる環境を作れば、数字は後からついてくる可能性がある。これは精神論ではなく、人間心理に基づく戦略です。
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