📒オリジナルやオンリーワンのつくり方(人、もの)
「偉業の達成」「今まで無かったような商品やサービス」…「オリジナル」「オンリーワン」と言われるものを作り出そうとすると、とても難しいことのように感じるかもしれません。
ですが、これらを作ることは「視点」や「考え方」を変えてみると、必ずしも「天才」や「努力家」あるいは「運が良い人」だけが生み出せるものではなく、意外に誰にでも可能なことだったりします。今回はこの方法について考えてみます。
「オリジナル」や「オンリーワン」って何?
「オリジナル 」とは
1.「独創的」・「独自のもの」という意味。 また、何かに加工されたものの元となるもの。特に、複写、複製等に対して用いられる。本項で詳述する。
2.既製品に個人や販売店などが加工や機能を追加したもののこと。誤った用法であるが、一般的に使われている。
参考)Wikipedia「オリジナル」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB
Wikipediaを見ると「独創的」「独自」という表現が使われています。ですが、ここで気付くのは「ゼロから作る」と書かれてはいないということです。では、そもそもの「オリジナル」「オンリーワン」を「生み出すために必要なアイデア」はどのように作り出せば良いのでしょうか。
組み合わせを変えてみる「アイデアのつくり方」
広告業界やプロダクト関連の業界でしたら、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。アメリカの実業家「ジェームズ・ウェブ・ヤング」が著書「アイデアのつくり方」で書いた有名な「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という言葉があります。
『アイデアのつくり方』(アイデアのつくりかた、A Technique for Producing Ideas) は、アメリカ合衆国の実業家ジェームズ・ウェブ・ヤング(英語版)が著した書籍。
(中略)
著者のヤングは広告代理店の仕事を続ける中で新しいアイデアを継続的に生産し続ける必要があった。その生産方法を公式化して発表したのが本書である。ヤングによればアイデア作成の基礎となる原理とは
・アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
・既存の要素を新しい組み合わせに導く才能は、物事の関連性を見つけ出す才能に依存するところが大きい
というふたつである。後者の才能は訓練で向上させることが可能である。
参考)Wikipedia「アイデアのつくり方」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%8A%E6%96%B9
例えば「ものの組み合わせ」の例として有名なのが「これは宇宙のジョーズだ」というコンセプトです。リドリー・スコットは、このコンセプトをもとにして「20世紀FOX」に映画「エイリアン」を売り、制作チームに「明確な道標」を作ります。スティーブ・ジョブズが考えたスマートフォン「iPhone」は「パソコン+電話機」であると言われています。
それぞれ、とてつもないイノベーションを起こしたオリジナルと言われるレベルですし、開発は容易ではありませんが、元を辿れば「組み合わせ」で考えることが出来るものです。
組み合わせだけではなく、視点を変えてみる
あなたの前には「大きな壁」があります。この向こう側には「目的地」があるのですが、さて「どのようにしたらたどり着くことができる」でしょうか。
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色々な答えが考えられると思います。
- 壁にはしごをかける
- 壁に穴を開ける
- 壁を溶かす、爆破する
- 迂回して壁を避ける
- 壁の下に穴を掘ってトンネルを作る
- 通り抜けフープ、どこでもドア
- 瞬間移動
- 目的地を変更する
同じ物事でも「視点を変えると解決策が変わる」事例です。これも「アイデア」ですね。アイデアの作り方は他にも様々な手法が有りますので、これはまたの機会に紹介したいと思います。
さて「アイデアのつくり方」が分かったところで、本題である「オリジナル」「オンリーワン」の話に戻ります。
「アイデアの組み合わせ」は無限大=「オリジナル」になれる
「アイデア」が出来れば、あとは組み合わせるだけです。そこで「人」や「キャリア」ではどのようなことが出来るか考えてみました。今回は「サッカー/フットサル」というカテゴリです。
- 「サッカー選手+うんち」…「腸内細菌研究」の「鈴木啓太」選手は、子供の頃から意識していた「腸内環境」を切っ掛けに起業にし、その経験と分析結果からコンディショニングサポート等のビジネスを展開
- 「フットサル選手+ドリブル」…「ドリブルに特化したコーチング」の「岡部将和」選手はドリブルに関する独自の理論を構築し、「ドリブルデザイナー」の肩書きでドリブル専門の指導者として活躍
等の事例があります。同じ「サッカー/フットサル」カテゴリでも「経験」の組み合わせから「人」や「キャリア」を作り出している事例です。
他にも
- サッカー/フットサル+キャプテンシー=チームビルティング、経営支援
- サッカー/フットサル+ディフェンス=リスクマネージメントアドバイス
- サッカー/フットサル+広報=資金調達支援、広告塔活動
- サッカー/フットサル+選手管理=アスリート向けメンタル/フィジカル管理サービス
辺りは、誰でも思いつくところでしょうか。
プロフェッショナルではなくオールラウンダーでOK
「鈴木啓太」選手や「岡部将和」選手は、それぞれ選手としてスペックの高い「プロフェッショナル」です。では「プロフェッショナル」でないと「オリジナル」にはなれないのでしょうか。
そんなことは有りません。もちろん一定量の知識は必要ですが、統計学でいうところの「確率」の問題と同じです。条件が増えることで「A×B」よりも「A×B×C」の方が確率は下がります。
「ITエンジニア」
は、国内でも「2018年時点で109万人」ほど居るそうです。(参考 シロフネ「日本のエンジニア人口は?不足の理由とIT人材確保のために企業ができること」https://shirofune.jellyfish-g.co.jp/market/it_engeneer_fusoku)
「ITエンジニア」 × 「ウェブマーケティング」 × 「動画編集」 × 「ライティング」 × 「行動経済学」 × 「心理学」 × 「法律」
※これは弊社代表「望月」のパターンです。
ですと、どうでしょう。相当数が減ることが考えられます。それぞれについては「プロフェッショナル」の域ではなくとも、組み合わせることでより「オリジナル」「オンリーワン」に近づくことができるのではないでしょうか。
「もともと特別なOnly One」なんて歌詞にもありましたが「実は誰もがそのスペックを持っている」と考えると、明日のことを考えるのが、少し楽しくなるかもしれません。
今、考えている「それ」アイデアとITの力で実現しちゃいます。
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